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衝撃的なポスターをみつけた。

ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイが世界に
提唱した「もったいない」。

「米の作りすぎはもったいない!」

つまりは、
米の需給は供給過剰なので、
麦や大豆に転作しようということ。

言いたいメッセージはもっともじゃし、
理解できる。

ただ本当にそうさせたいのであれば、
もっと違う伝え方があったんじゃないかと思う。

大学時代、ゼミの研究で1年間毎日のように農村へ通ったことがあった。
稲作農家をテーマにありとあらゆる農家のひとたち、農協、お役所のひとたちと
会った。

農家がおかれている状況は過酷なものじゃった。

設備投資がうまくいっており、
若い後継者がいる農家は少数。

後継者はおらず、
機械も古くなり作業も大変。
それに加えて、
天災に見舞われる。

一般企業では定年と言われる65歳の農家が
ある地区では若手だと言われていた。

それでも、なお米作りを続けるひとたちがいる。
代々続いてきている稲作家業を自分の代で途絶えさせたくない、
理屈じゃいえない熱いものを感じた。

そんな農村現場を見てきた自分として、
このポスターはちょっとひどすぎるなぁと思う。

言わんとすることも分かるけど、
これで、はいわかりました、と
転作し始める農家がどれだけおるんじゃろう。

減反したくてもできたくてもできない農家に、
「米の過剰作付は資源のムダ使いですよ、転作すれば国民共通の利益につながりますよ~」
というメッセージで何が伝わるのか。


台風とかの天災で被害にあい苦悩したと思えば、
豊作の年は生産過剰だと言われ、米価格も低下。

毎日、真剣に汗水流しとるというのに
今の農政は農家に厳しすぎるんじゃないかなぁ。

こんな一方的なメッセージではなく、
農家が転作したくなるような仕組み、
逆に余剰な米を輸出する仕組みなんかを
考えたらいいのに。

汗水流して米作りに励む農家の人たちを思うと
ちょっとさみしくなるポスターでした。
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