上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

オアハカラストナイトは、
ちょっと贅沢でもしようということで
ちょっとお洒落な西洋風のレストランへ。

スープにパスタを食べる。
贅沢といっても100ペソ程度。

バックパックを背負って旅行しよると、
お金は節約しないと、という錯覚に陥る。

よくよく考えてみれば、
社会人じゃし学生時代ほどそんなケチケチせんでいいのでは・・
なんてふと思うけど、
このケチ旅が面白さのひつなんかもしれん。

まぁ今回の旅は、
ほんまにお金ないんじゃけど・・。

IMG_5891.jpg


食事終わり、
宿でちょっぴり休憩してから、
バスターミナルへ向かう。

発車時刻は23:30の予定。

ここがメキシコシティなら間違いなくタクシー使うけど、
オアハカは外務省の安全情報に書いてあるような町ではなく、
温和な空気が流れとったし、
歩いていくことにした。

夜はほとんど人通りがないけど、
薄暗い公園ではベンチに恋人通しが寄り添って座っていたり、
スケボーしとる若者がいたりと
ふつうの暮らしがそこにはあり、
やはり落ち着いた町なんじゃなぁと思った。

それから、バスターミナルへ到着。

眠くてボーっとして、
違うバスに乗りかけたけど、
親切な運転手の指摘で何とか
メキシコシティ行きのバスへ乗り込んだ。

バスのセキュリティは結構厳しくて、
金属探知器の検査、ボディチェックで乗車後、
係員がビデオカメラで乗客ひとりひとりの顔を撮影していく。

バスジャック対策らしい。

やはり物騒じゃとは思いながらも、
発射後すぐに爆睡。

気づいたら、
朝6時過ぎにメキシコシティに到着。

今日からもまたサンフェルナンド館にお世話になろうと
ここからは地下鉄でHidalgoまで。

メキシカンは早起きなのか、
朝6時でも地下鉄は恐ろしいぐらい満員。

こんな地下鉄に乗ったら
まちがいなくやられる・・と思い、
2~3回、地下鉄が来たけど見送った。

地下鉄トラウマもあったし、
タクシーで行こうかとも思ったけど
シティの場合流れのタクシーのほうがリスキー(タクシー強盗多発)じゃから、
やっぱり地下鉄でいこうと思い、
乗り込んだ。

後ろに背負っとるバックパックは最悪ナイフでさかれてもいいや
と開き直って
前のカメラ入りのリュックだけを死守。

そして、なんとかサンフェルナンド館に到着。

IMG_5353.jpg


サンフェルは特に表札もなんもないけぇ、
学生時代に初めて来たときはどこかさっぱりわからんかった。

当時はまず他のホテルに泊まって、
サンフェルへ行こうと
そこらへんのタクシーの運ちゃんにサンフェルナンド教会(この近くにある)へ
行ってくれと伝えた。

あまり治安のいい地域じゃないらしく、
若いメキシカンの運ちゃんは
本当にこんなとこにホテルがあるのか?
本当にここでいいのか?
と降りるとき、何度も確認してくれた。

それから、降ろされたもののいったいどこにあるんじゃろうかと右往左往しとったら、
ホームレスのひとたちが何人かおって何も聞いとらんのに、
みんな同じ方向を指さしている。

怪しいと思って、
敢えて反対方向に行ったんじゃけど、
その指さしてくれとった方向にサンフェルはあった。

鉄格子の中に赤ちょうちん。
どうやらこれが目印だったらしい。

入るには鉄格子の奥にあるインターフォンを押すと、
中から宿泊客のひとが誰かを確認してから
解錠してくれるという仕組み。

よくよく考えたら物騒なホテルじゃわw

IMG_5894.jpg


朝8時からは朝食の時間。
毎朝、パンとジャムがサービス。

1階のテーブルを囲んで、
みんなで食す。

サンフェルに宿泊しとるひとはほんまに多種多様なひとが
おって面白い。

長期旅行者、脱サラ旅行者、学生、プロレス修行やボクシング修行しとるひと、
今回はなんと亀田兄弟三男がずっと泊まってました。

さすがに亀田三男はなかなか下におりてこんかったけど、
他の人は1階でよく話す。

いつ来たんですか?旅行はいつまでですか?これからどこへ?

とか、大抵そんな話から始まる。
ブラジルから旅行始めて1年目とか、
有給で1週間だけとか、気づいたらここに3ヶ月もいる・・とか
バッググラウンドは様々。

こうゆう旅行者との出会いも旅の醍醐味のひとつでもある。

毎日いろんなひとが来て、
そして出て行く。

さて、今日は何をしよう。

テオティワカンという遺跡へ行くことにした。
ここは前に来たときにもいった遺跡で
個人的に好きなところ。

紀元前100年頃~紀元後700年頃に繁栄しとったといわれる
都市遺跡。

太陽のピラミッドと月のピラミッドと二つのピラミッドがあり、
太陽のピラミッドは世界で3番目の大きさ。

よくもまぁ、
こんなところに大量の石を運んできたなぁ、
なんて小学生のように感心。

IMG_5907.jpg

IMG_5900.jpg

IMG_5917.jpg
スポンサーサイト

朝はいつも通り、
市場の食堂でパンを食べる。

昨日、行き損ねたティアンギスが今日はエトラという村で行われるという情報をキャッチし、
今度こそという思いでエトラに向かうことにした。

昨日、乗り方をおさえたコレクティーボで
エトラへ。

IMG_5781.jpg


昨日の運ちゃんよりも明らかに激しい運転。

スピードメーターはもちろん機能しとらんし、
いつ事故ってもおかしくない。

もうどうにでもなってくれ、
と逆にひらきなおってしまうw

まぁそんなこんなでエトラに到着。

今度は情報通り、
ティアンギスが開催されとるみたいで
中央市場の周辺には多くの出店で賑わっとった。

IMG_5793.jpg

IMG_5833.jpg

IMG_5879.jpg


野菜に果実、服に装飾品、おもちゃに食べ物とありとあらゆるものが
ティアンギスでは売買されとる。

特に村で暮らす原住民のひとたちが多い。

ちゃんと写真を撮りたいんじゃけど、
原住民のひとたちは写真を撮られることを嫌う。

写真を撮られると、魂を取られると、
本気で信じているひともいるらしい。

無理に写真を撮るほどつまらないものはないし、
相手との関係がないといい写真は撮れんけぇ、
当たり障りのない写真ばかり撮った。

ちょっと休憩していると、
横におじいさんが座った。

年齢は不詳じゃけど、
とても優しそうな素敵な雰囲気を持つおじいちゃん。

アイコンタクトからコミュニケーションは
始まる。

それから、どこから来たのか、とか日本はどれぐらい遠いのか
とかそんな他愛もない話をしていた。

とてもゆっくり話す彼のスペイン語は
とても聴きやすく、
雰囲気通りの優しいおじいちゃんじゃった。

それから、彼の奥さんも来て
しばし3人で腰かけてのんびりした。

奥さんは民族衣装を身にまとった
おじいちゃん同様優しいひとで、
買ったばかりのバッタの佃煮を食べさしてくれた。

ふたりの雰囲気が素敵すぎて、
写真を撮らせてほしかったんじゃけど、
おばあちゃんはやっぱり写真はいやとのこと。

おじいちゃんは是非撮ってくれとのことじゃったので、
おじいちゃんは撮らせてもらった。

IMG_5824.jpg


いつしか旅行好きが写真好きに転じ、
その中でもひとを撮ることがいちばん好きになった。

今までは何抜きなしに
撮ることが多かったけど、
この村で写真はコミュニケーションなんじゃという
ことに気づいた。

ただやみくもに出合う人を撮るんじゃなくて、
相手と話し、心を開いてもらう。
それから、1枚の写真という形にのこす。

写真がうまいはひとは
コミュニケーションの達人なんじゃなぁ
と思う。

相手が自分にこころを開いてくれないと
いい写真は撮れない。

そんなことを、
写真が歓迎されないこの村じゃからこそ
感じることができた。

やっぱり自分はひとを撮り続けていきたい。

そんなことを、
のんびりのんびり考えた。

IMG_5840.jpg


それから、エトラの村をお散歩。
特に何もないけど、何も必要ない。

道端に突然現れるロバや、
路上のわんちゃん。

それだけで十分。

IMG_5854.jpg

IMG_5860.jpg


エトラを後にし、
オアハカ市内へ戻った後、
今晩の深夜バスでメキシコシティに戻ることにした。

本当ならこれからサンクリストバルデラスカサス、パレンケと移動する予定じゃったけど、
2日目の事件でお金もあまり残されとらんし断念。

オアハカの町でのんびりできたし、
後はシティで独立記念日に備えよう。

2日目に事件があったのが嘘のように、
こころは満たされとる自分がいた。

モンテアルバン遺跡からバスでオアハカ市内へ戻り
宿の部屋でちょっと休憩。

その後、トラコチャワーヤという村に移動することに決定。
オアハカ含め周辺の村ではティアンギスとよばれる青空市を定期的に開催しとる。その歴史は古く、500年以上前から続いとるらしい。

それで、今日火曜日はトラコチャワーヤでティアンギスが
行われとるとか。

それで、トラコチャワーヤへ行くことに決めたものの、
行き方がわからんかったし、とりあえず2等バスターミナルへ。

2等バスターミナルは1等と違い、
現地人向けで雑然とした雰囲気。

何人かにトラコチャワーヤへはどうやって行ったらいいのか、
と聞いたものの、あそこで聞いてくれ、たぶんあのバスだとタライ回し状態で確実な情報は獲得できず。

このままじゃ埒があかんと思い、
バスで行くのを断念。

コレクティーボという乗合いタクシーで行くことに
変更し、コレクティーボ乗り場へ。

完全に現地のひと向けじゃから、
行き方・乗り方の案内なんてもちろんない。

みんな思い思いに乗車して行くんじゃけど
どのタクシーに乗っていいかわからず、
しばらく観察。

IMG_5722.jpg


すると、どうやら車のフロントガラスに地名が書いてあって、
そこが目的地らしい。
タクシーの運ちゃんが「○▽■~!!!!」とその地名を叫び、
乗客でいっぱいになったら出発。

果たしてトラコチャワーヤ行きがあるのかどうかも
なぞじゃったけど、しばらく待っとったら

「Tlacochahuaya」

と書いてあるタクシーを発見。
運ちゃんに確認し、一緒に乗ることになったおばちゃん、おじちゃんにも念いりに確認。

どうやら、これに乗ればとりあえず行くみたいで
安心。

コレクティーボは普通の5人乗りのセダンなんじゃけど、
助手席に2名乗せ、6人が定員らしい。
運転席と助手席の間に小さいクッションが詰められ、
そこに半ケツを乗せる(ちなみに帰りは助手席で半ケツじゃったw)

また最初の乗り場はあるものの、後は自由。
席が開いとれば途中でもどんどん乗せるし、
目的地間であれば降りたいところで降ろしてくれるらしい。

料金は場所にもよるけどだいたい10ペソ。
こりゃ便利な乗り物じゃなぁと思うけど、
ガンガンに飛ばすし、助手席にシートベルトなんてないし、
スピードメーターは0をさしたまま動かないw

まぁそんな状況でも結構心地よくてうとうとしとったら、
トラコチャワーヤらしい村に到着
特にここという終点もないらしく、
乗客もひとり、またひとりと降りて行く。

最後残されたところで、
運ちゃんに「市場はどこ?今日はティアンギスがある?」
と聞くと、

「ないよ!ティアンギスは土曜日だよ!」

の答え。

・・ガビーン。
どうやらそれは適当に言っとるわけじゃなくて、
本当らしい。

小さな村じゃし、
どこもティンギスが行われとるような雰囲気はない。

まぁいっか、散歩しようということで
降ろしてもらった。

IMG_5676.jpg


ほんまに何もない村。
でも、こんな村にも大きく立派な教会が建っとった。
やっぱりメキシカンは信仰熱心なんじゃなぁと思った。

その教会の横に小さなゲームセンターを発見。
ゲームセンターというか、10畳ほどのスペースにゲーム機が3台、
置かれている。

1ゲーム1ペソからと安い。
よくみるとサムライスピリッツとか日本の懐かしいゲームじゃった。

ちょうど子どもがおって、
サッカーのボードゲームを一緒にやったりして
その後、村を案内してもらった。

IMG_5683.jpg


何か面白いものはない?と聞くと、

あれは見たことあるか?と言われ、
連れて行ってくれたところにあったのは
日本製の大きなショベルカーじゃった。

Hecho en Japon。

自分はいち旅行者で無力な身じゃけど、
日本の影響力はすごいなぁ。

自国、日本をちょっぴり誇りに思った。

IMG_5706.jpg


昨晩は気づいたら寝とった。
まさにそんな感じ。

夜20時過ぎには眠りにつき、
夜中の1時半ぐらいに目が覚め、それから朝方まで
あさ~い眠りを繰り返していた。

TVはつけっぱなしじゃったけど、
メキシコのTVはどうやら24h放送中らしく
時折夢にもTVの音が迷い込んできたりしていた。

まずはシャワーを浴び、
朝のお散歩へ出かける。

朝6時過ぎで、
まだ薄暗い。

IMG_5496.jpg

IMG_5504.jpg


サントドミンゴ教会へ行き、
ベニートフアレス市場のコメドール(食堂)へ。

Jugoと呼ばれるフルーツジュースをまず飲む。
メキシコのジュースは果実をまるごとミキサーにかけており、
かなり健康的。
値段は15ペソとまぁまぁ。

そして、パンを食べる。
日本でもお馴染みのチュロス。
だいたい1本2ペソ程度でこれがまた安くてうまい。

IMG_5529.jpg

IMG_5539.jpg


チュロスがうまくて、他のパン屋さんのも
何本か食べた。

市場をでると、
路上で「Chokolate~」という元気のいい声にひかれいくと、
温かいチョコミルクを売っとった。

1杯、注文して、
地面に座り込んで飲んだ。

横には家族が同じように座っとって、
「Buenos dias」から始まり、会話する。

知らない人でもすぐアミーゴになれるメキシカンの気質が大好きです。

IMG_5552.jpg


そんなこんなで、
充実した朝を過ごし、
今日はモンテアルバンという遺跡にいくことにした。
世界遺産にも認定されとって、紀元前800年~500年にかけて繁栄しとったらしい。

オアハカ市内のホテルからバスがでとって
始発の8時半出発に乗った。

始発だけに観光客はほとんどおらず、
今から物売りにいくぞ!というようなおみやげ屋のおっちゃんだらけw

山道をバスに揺られること
約30分で到着。

遺跡自体はそんな派手なもんじゃないけど、
空気が最高!

空も青く気持ちいいし、太陽が照りつけてくるものの
心地いい風が吹いている。

遺跡をゆっくりまわってから、
草むらで横になった。

ほとんど観光客もおらず、
静かな場所。

二千数百年前にはここでも暮らしがあったのかぁ、
なんて想像を膨らませたり、
ぼ~っと贅沢な時間を過ごした。

IMG_5564.jpg

IMG_5597.jpg

IMG_5583.jpg


相変わらず早く6時には起床。
今日こそはオアハカに移動することに決定。

オアハカはメキシコシティからバスで約7時間南下した町。
先住民が多く、町並みと郊外の遺跡が世界遺産に登録されている。

ちなみに、帰国後、外務省の渡航情報を見てみたら、

●オアハカ州オアハカ市
:「渡航の是非を検討してください。」(引き上げ)


だとか。
これ事前に読んどったら、行くのちょっとためらっとったかもw

まぁそんなことはいざ知らず、
今日は朝早めに行くことに決定。

バックパックを担いで朝7時過ぎに宿を出発。
昨日と同じ路線を通って、東バスターミナルを目指す。

昨日とは違い、ちゃんと気を引き締めて。

自分なりに地下鉄強盗・スリに合わないために、

1.Policiaがいればいる車両から乗る
2.満員電車は無理に乗らない
3.ホームでは壁側で待機し、敢えて乗りたい車両の隣で待ち、電車がきたら前の車両に乗ると見せかける


を心がけることにした。
事前に防ぐためにはそれぐらい気を遣うことが必要。

無事に地下鉄に乗車し、バスターミナルがあるSan Lazaroへ到着。
ターミナルに行く途中にADO(バス会社名)のカウンターがあったけぇ、
オアハカまでのチケットを購入。

時間を聞くと朝8時からか、
次は9時・・と1時間ごととのこと。

現在時刻、7:55。
ここからターミナルまで近いというので、8時からのチケットを購入して
ホームまでダッシュし、
無事、バスに乗り込めた。

バスターミナルから1時間も走らせれば、
周囲は山だらけ。

IMG_5450.jpg

IMG_5453.jpg

IMG_5462.jpg


約7時間後、オアハカへ到着。
オアハカのバスターミナルはとてもきれい。

オアハカでは、
ドンアントニオという格安宿に泊まるつもり。

地図上ではバスターミナルから約1kmちょい。
オアハカの街並みはなんか落ち着いた穏やかな空気が流れとったし、
歩いていくことに。

しかも、オアハカは街が碁盤の目になっとって、
全部の通りに名前がつけられとるけぇ、
道にも迷いにくい。

15分ぐらい歩いて、
ドンアントニオに到着。

感じのいいメキシカンのおばちゃんじゃった。
シングル150ぺソ(1ペソ=約10円)でドミが60ぺソで安い。

部屋を見せてもらってから、
とりあえずシングルにした。

風呂トイレは共同じゃけど、
TVがついとった。

個室が2つにドミにベットが10ちょっとぐらいのこじんまりとした宿じゃけど、
宿泊者はどうやらおいらひとりらしい。

とりあえず、部屋に荷物を置き、
ちょっとベットで休憩してからお散歩へ。

オアハカ市内の見どころすべて歩いてまわれるぐらいで、
こじんまりとしとって、
ソカロ(メキシコはソカロという中心公園が各町にあり、そこを中心に栄えている)を中心に市場、教会、飲食店がたくさんあり快適そう。

歩いとる人も心なしか、
落ち着いた雰囲気。

オアハカはメキシコでも観光地としての意味合いが強い。
日本人とは会わんかったけど
白人のバックパッカーをちょこちょこ見かけた。

IMG_5470.jpg

IMG_5483.jpg


のんびり居心地のよさそうな街。

宿に戻って、
ベットで横になっとったら、
うとうとしてきて気づいたら爆睡。

明日はモンテ・アルバン遺跡にでもいこう。

昨日早めに寝たためか、
朝6時頃には起床。

シャワーを浴びて
お散歩。

朝夕は意外と寒い。
Tシャツにスウェットパーカーを着て、
少し肌寒いぐらい。

新聞の仕分け作業しとるところを見つけ、
幾つかの新聞をみると物騒な写真が。

毎日1紙ぐらいは1面にこんな写真。

まぁ日本でも同じような事件が起きとるわけじゃから、
写真が掲載されんだけじゃと思うと日本も物騒じゃなぁと思う。

IMG_5362.jpg

IMG_5361.jpg


ガリバルディ広場というマリアッチ(おっちゃんの楽団)が集まる広場を通り、
ラグニージャ市場へ。

ラグニージャは現地人向けの市場。
通り沿いに屋台のように店が並び、
衣食住何でも揃うかなりの規模の市場。

ただ一歩小道に入るとあまり治安がいいエリアじゃないけぇ、
ちょっと気を使う。

朝はまだ開店準備中で人もまだら。
とりあえず、お腹が減ってきたので食堂でタコス。

トルティージャというトウモロコシの粉でできた皮に
色んなものをはさんで食べる日本でもお馴染みのやつです。

ところが、個人的にトルティージャが苦手。
日本のタコスとは違い、なんか独特な後味がダメみたい。

じゃから、基本的には具のみ頂く。
タコス3つとコーラで15ぺソ(1ペソ=約10円)。

具はかなりうまい。

IMG_5384.jpg

IMG_5392.jpg

IMG_5401.jpg


それから、ソカロ(都市の中心広場)を通り、
昼前には宿へもどった。

ちょっぴりベッドに横になり、
天井を眺めながらどうしようかと考える。

9/16の朝の便で帰国するけぇ、
あまり日程に余裕はない。

サンクリストバルデラスカサスやパレンケというグアテマラ国境近くの
南部の町も満喫するためにはもうオアハカ(シティより7時間程度の南部のまち)へ移動したほうがよさそうじゃ。

そうゆう結論に至り、
オアハカ行きのバスがでる東部バスターミナルへ向かうことに。

でかいバックパックを背負い、
カメラとか貴重品入りのリュックを前に背負い出発。

これがこの旅を左右する決断になるとは
このとき思いもよらなかった。

IMG_5439.jpg


東部バスターミナルへは地下鉄で30分程度。
宿の最寄駅であるHidalgo駅からPino Suarezへで乗り換え、
San Lazaroまで。

シティの地下鉄は一律で2ぺソ。
改札前の窓口で購入し、あとはどこまでもいける。

時刻表などはなく、
数分に1本はくるのであまり待つことはない。

また乗車中、よく物売りや歌うたいがやってくる。

アジアじゃと旅行者がターゲットじゃけど、
そんなに観光客も多くないせいか、
メキシコじゃとむしろメキシカンがメインターゲット。

売っとるものも個性的で、
普通のお菓子から、なぜかドライバーまで。

「ナンチャラカンチャラ(商品名)、Dies Pesos~♪(10ぺソ)」
と叫んでまわる。

そんなこんなで、Pino Suarezに到着。
乗り換えの路線へ移動し、地下鉄がくるのを待つ。

数分待って、電車がきた。

車内は満員ではないものの、
ちょっと混雑気味。

早めに乗ろうと、
電車が近寄ってきたと同時に乗車口へ近寄る。

ガシャーっとドアが開いた瞬間、
乗り込もうしたその時。

男が両手を広げてドア前に立ちふさがった。

状況が飲み込めず、手を払いのけ車内に入ろうとするが、
かなり力が強く苦戦。

同じように乗り込もうとする乗客も何やら叫んでいたが、
一瞬男の力が緩み、車内に入り込めた。

ホッとしたのとほぼ同時に、

「ない!」

左のポケットに入れていてサイフがなくなっていたのに気づき、
さーっと頭の血の気が引くのを感じた。

それとほぼまた同時に、
誰かが「Alla!(アッチだ)!!」と指をさし叫ぶ。

そのさされた方向に電車を降り、
反射神経でホームを走り出す。

何人かの若者浮浪者のグループがおり、
問い詰めたが、
そんなことをしてもどうしようもないことにすぐ気付いた。

彼らが犯人なのか、犯人の仲間なのか、
わからんし、そうであってももうどうすることもできない。

旅行、二日目にして頭が真っ白になり、
絶望感に襲われた。

10数秒間その場に立ち尽くし、
ようやく状況が飲み込める。

男が立ちふさがっている間に
仲間がポケットに手を突っ込んで
サイフを盗んだ。

サイフは5月にやっちゃんからもらったばかりで、
昨日換金した3000ペソと国際クレジットカードや免許証が入っていた。

ガイドブックや安全情報には書いてあったけど、
まさか自分が・・なんて思っとった。

明日は我が身。

まずはPoliciaに行って、
被害証明書をもらうことだ。

頭は真っ白なままじゃけど、
意外と冷静じゃった。

ホームの裏には警察官がおり、
事情を説明し、地下鉄内の小さな警察署へ。

どんな男だ、と聞かれたけど、
男の詳細をスペイン語で説明できるほどの能力はないし、
警察官も、犯人を探すのは無理じゃろうし、
サイフもまずでてくることはないと言われた。

そして、ツーリストポリスへ行くように指示され、
最寄駅を教えてくれた。

そこへはまた乗り換えていかなければいけんかった。

地下鉄にまた乗りたくはなかったけど、
しょうがない。

言われた駅で降りたんじゃけど、
最寄駅は聞いたもののどこにあるのかわからん。

とりあえず、適当な出口を見つけ
地上に出た。

警察官を見つけ、
ツーリストポリスはどこか、と聞いた。

すると、帰ってきた答えはなんと、

「No hay...」

ない・・。

そんなはずはない、とまたさっき地下鉄で起きた事、
ここの近くのツーリストポリスへ行けと言われたという旨を伝えた。

そんなやり取りを続けていたら、
他の警察官もやってきた。

そして、また説明すると、
最初の警察官がわかったよ、という感じで
そこの角を右にワンブロック、そして左にワンブロック行けばあるよ
と教えてくれた。

あるんかいっ!と思いながらも、(当時はそんな突っ込む元気もなかったけど・・)
半信半疑で言われた方向へ向かうと
ツーリストポリスがあった。

中にはひとりメキシカンのおっちゃんがいた。
彼は英語も話せたので、
英語とスペイン語混じりで事情を再度説明し、
被害証明書を作成してくれた。

彼にお礼を言い、
いったん宿に戻ることにした。

荷物を置き、ネットカフェで三井住友銀行の電話番号を調べ、
2次被害を防ぐために国際用のキャッシュカードをとめてもらった。

いったんすべきことは全てした上で、
また部屋の天井を見上げ、これからのことを考えた。

幸い、腹巻きに隠しマネー200$、日本円10000円ちょい残っとったし、
パスポートもチケットも無事。

当初の計画は無理じゃけど、
残りの旅をいかに楽しむかを考えようと、
頭を切り替えた。

サイフを盗まれたことは事実で、
悔やみきれないものの、
どう悔やんでも過去には戻れないし、
事実は変えられない。

じゃあ、残されたお金でどう旅を楽しもうかと自然に考えられた
自分の楽天さと能天気さには助けられた。

お金も残っとるし、
パスポートとチケット取られないでほんまによかった。

もう一度気を引き締めて、
明日からまた再出発じゃなと思い、
就寝。

とはいうものの、
昼間の光景が脳裡に焼き付いとったみたいで、
寝付くまで何度も思い出した。

なかなか寝付けず、
部屋の窓から外を見ると宿横の教会前で
寒い中若者が3人、道端で寄り添って寝ていた。

身なりはTシャツにズボン。
向こうは寒くて寝つけないみたいじゃった。

IMG_5447.jpg


自分が安易にポケットにサイフを入れてしまっとったことを反省し、
メキシコの貧困問題を考えとったら、
気づいたら眠りについていた。

9/8の土曜日。
とうとう待ちに待ったメキシコへの旅。

9/17帰国予定なので、
約10日間。

何となくでしか予定は立てとらんけど、
メキシコシティ→オアハカ→サンクリストバルデラスカサス→パレンケと夜行バスメインで移動し、最終日に飛行機でシティまで戻る予定。

シティへの直行便は曜日が限られとるけぇ、
今回は行きはロス、帰りはサンフランシスコでトランジットのANAの運航。

遅延とかあったとき、
ANAはちゃんと対応してくれそうじゃったし、
トランジットも2hと時間的にもよかった。
(米国系の格安航空券の場合、アトランタ1泊とかになる)

日本を17時に出発し、メキシコ到着は約16時間後。
時差が-16hじゃから、ちょうど出発と同じ日時で到着。

メキシコへ行くのは2年ぶりで2回目。
長い航空時間が憂鬱じゃったけど、
何とラッキーなことに行きはエコノミーが満員の為、
プレミアムエコノミーの席じゃった。

3席スペースのところに2席。
リクライニングも倒せ、足ものばせ快適。

たまたま隣りのひともメキシコ行くひとで、
お互いのメヒコへの思いを熱く語り、
気づいたら就寝。

ロスでのトランジットもスムーズ。
ロスからはメヒカーナ航空。
フライトアテンダントもスペイン語。
乗客も大半がメキシカンで一気にテンションがあがる。

約4時間、またうとうとしとる間にシティに到着

R0012383.jpg


1泊目だけ、
以前も宿泊したサンフェルナンド館という日本人宿を予約しとって、
ピックアップもお願いしとった。

迎えに来てくれたのはメキシカンのおっちゃん
アルナンド。

日本語の紙持ってくれとるけど、
英語も日本語もダメ。

日本人宿でドライバーをしながらも、
日本語を話そうとしないそんなメキシカンのノリが大好きです。

R0012386.jpg


空港から宿へは約30分。
夜は見るからに治安悪そうなメキシコシティの街並みを眺めがら、
今から始まる旅にワクワクしてきた。

宿へ到着したのが20時ぐらい。

飛行の疲れをとるため、
今日は早めに就寝。

明日からの予定は、
明日起きた気分で決めよう。

自由気ままな旅のはじまりはじまり。

メキシコから帰国しました。

今回の旅はいろいろありました。
ハプニングにはじまり、
最後は感動で旅を終えた。

これからちょくちょく旅行記をUPしていこうと
思います。

あぁ、旅はやめられない。


今年の夏は一瞬で過ぎ去っていった。
昨日の台風が完全に吹き飛ばしてくれた。

ちょっと遅いけど、
僕の夏がはじまります。

やっとまたあの地を踏める。

人生、捨てたもんじゃない。

今日からメキシコへ行ってきます。
帰国は17日予定。

Hasta luego!!

IMG_0658.jpg



| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2007 Como Beppu No Hay Dos!!, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。